稲佐の浜は神話の舞台。
稲佐の浜近くにある勝負の神様である「因佐神社(いなさのかみのやしろ)」を紹介したいと思います。
島根県出雲市大社町の稲佐の浜近くにある勝負の神様「因佐神社」をご存知の方はまだ少ないかもしれません。
稲佐の浜で御砂を採った後、出雲大社へ参拝に行く前にぜひ立ち寄って頂きたい神社です。
稲佐の浜から歩いていけるところにあります。
わかりにくい場所にありますので、写真を添えて道案内をしてみたいと思います。
稲佐の浜まで来られたら因佐神社にお参りに立ち寄ってみませんか?
稲佐の浜近くにある出雲の勝負の神は「因佐神社」
稲佐の浜へ御砂を採りに多くの方たちがやってこられます。
わざわざ遠方から出雲の地にお越しになった方に因佐神社はぜひ訪れて頂きたい神社です。
スポーツ、受験、仕事など勝負ごとにお願い事をするといいと言われてきました。
簡素な神社ではあります。ひっそりと佇んでいる姿も歳月を経た感が現れています。
いなさの字が「伊奈佐」と書かれている「伊奈佐乃社」の石碑が鳥居の横にありました。
親子で代々伝えられ知る人ぞ知る神社なので静かにお参りできます。
日常生活の中でもこの神社にお参りした後に仕事の流れが不思議と今までと違う展開が起ったり変化してきた経験があります。
出雲大社の縁結びの神のご利益とは方向性が異なりますが、勝負ごとでここぞという時にこの因佐神社(いなさのかみのやしろ)に手を合わせに立ち寄ってみられてはどうでしょうか。
地元では「速玉(はやたま)さん」と呼ばれ親しまれています。
稲佐の浜から因佐神社までの行き方
稲佐の浜の駐車場から徒歩5分で到着
稲佐の浜の駐車場ここから歩いて5分のところに因佐神社はあります。すぐ下の写真は稲佐の浜駐車場入り口から道路側に出て歩道から撮影したものです。
日御碕方面に向かって歩道を歩いて行きます。進行方向の左手が海側です。右手に道路。道路の反対側にバス停が立っているのがみえます。
前方右手に目印となる木彫りの案内板がみえてきました。
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案内板には神様たちの姿が目に映ります。
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この案内板があるところで道路を横断し民宿の横の道に進みます。
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草むらの道を通り抜けて・・・
進行方向の右手が民宿になります。そのまましばらくまっすぐ歩きます。
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この写真のところが「屏風岩(びょうぶいわ)」です。この場所で左に曲がります。
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左手方向に道なりに進みます。
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せまい道路ですが、この景色がみえてきたら、もうすぐ鳥居がみえてきます。
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因佐神社に到着です!
因佐神社について
出雲風土記にも記載されている歴史の古い御社です。
因佐神社は、「いなさのかみのやしろ」と読むそうです。
ご祭神は「建御雷神(たけみかづちのみこと)」稲佐の浜で、大国主命と国譲りの話し合いをされた神様で、武勇、勝負、進学、受験の神様と言われています。
稲佐の浜から来る道の途中にありました屏風岩(びょうぶいわ)の岩陰で国譲りの話し合いをされたと伝えられています。戦うことなく笑顔で国譲りをなされた大国主命の「和を尊し」とする御心は、悠久を経て出雲の人々の心に受け継がれています。
地元では、因佐神社は速玉(はやたま)さんと呼ばれ親しまれています。鳥居をくぐると正面に見える御社までまっすぐに参道もあり、奥ゆかしい佇まいです。
出雲大社への宿泊は >>> たびノート
おわりに
稲佐の浜で御砂を頂く人も増えてきました。ビニール袋とスプーンとスマホを構えている人があちらこちらに。
因佐神社へお参りする方はまだ少ないですから、少し人が少なく唖然とされるかもしれません。
今、まだあまり有名ではなくてこの神社への行列ができないうちがチャンスです。神様へお願い事を頼むひとりじめできる時間がたっぷりあります。
近年出雲大社ご本殿への参拝はお正月や神在祭の時期は車も大渋滞ですし、人が多くて長蛇の列なので自分が拝む順番がくるまで時間がかかり大変です。
因佐神社は稲佐の浜の駐車場に車を置いて歩いて5分で行けます。神社周辺は道路もせまいですので慣れていないと迷ってしまう場所です。今回、因佐神社にお参りに行って帰宅したら吉報が届いていました。
私にとって大切な試験に合格できました!結果が早くてびっくり。合格の知らせ自体が早かったのですが、因佐神社のご利益があっという間で偶然だったのかもしれないですけれど嬉しい出来事でした。恐るべし神力!!
静かでまだ観光地になっていない因佐神社は清々しい空気が流れています。知名度が上がり大勢の人が次々と押し寄せる前にぜひ一度お参りくださいませ。
神社めぐりやパワースポットめぐりをしておられる方にはぜひおすすめの場所です。
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