福岡県筑後(ちくご)市に恋木(こいのき)神社はあります。水田天満宮(みずたてんまんぐう)の境内に、全国でもここにしかない「恋命(こいのみこと)」を祀る恋木神社が末社としてたたずんでいます。
太宰府で生涯を終えた道真公が都に残した天皇・妻子を最後まで案じた御心を慰めようと祀られたと言われています。
恋木神社のおみくじが大吉がでた!おみくじの言葉がこころに引っかかる・・・そしておみくじを引いたその日のうちに出会いが!
福岡にある恋木神社でご利益があった!
彼氏がいない頃、周りにずっと彼氏ほしい!と言い続けていたら、仕事上で仲良くしていただいていたお客様から一緒に神社に行こうと誘われました。
それが恋木神社。名前からして本気度が伝わる神社だなと少し戸惑いましたが、行ってみました。
HPを見ていたので、だいたいこんな感じなのかとわかっていたのでよかったですが、女の子が好きそうなピンク色のものばかりでした。
参拝後におみくじを引き、大吉が出て、縁談のところに、「同い年がいい」と書いてあり、それが印象に残っていました。
そのあとは、木の周りを何周歩くやお守りなど、その神社に行ってやった方がいいことはすべてやり終わり、帰ることに。
一緒に行ってくださったお客様と帰りながら恋愛話に花を咲かせました。
その時に、ご飯も食べて帰る事になりました。お客様が一言、今日出会っちゃうかもね〜なんてね〜と話しながら、美味しいご飯、お酒を飲み、そのお客様とは、わかれました。
なんとなく、もう少し飲みたい気分で、行きつけのBARにより、1人飲み。そうすると、1人で飲みにきた男性が、私から2〜3個空けた椅子に座りました。その人は、BARのマスターの知り合いでの方でした。
私もよく行くBARだったので、マスターとは顔見知りだった為「せっかくだから3人で飲もうよ」となり、その彼が私から一個空けた椅子に座り、一緒に飲むことになりました。
その彼は、友達と約束をしていたのにも関わらず、ドタキャンされ1人で飲みに来たそうで、何気ない会話から楽しく飲むことができました。
そうするとマスターが「お2人は同い年ぐらいだと思うよ。」と言ってくださり、お互い年齢を聞き合うと同い年でした。その時、おみくじの内容を思い出し、少し嬉しい気持ちになりました。
ただその時はお友達なれたらと思い連絡先を交換しまた会うことにしました。
その次の日、彼から仕事終わりに会えないかと言われ、また同じところのBARで飲むことに。そして、家も近所ということもあり、何度か飲むことを繰り返し付き合うことになりました。
神社に行った日に出会うこともあるんだなと不思議な体験でした。
福岡の恋木神社へアクセス方法
恋木神社・水田天満宮
福岡県筑後市大字水田62-1
【JR鹿児島本線 羽犬塚駅より】
車で約5分、徒歩約20分
【九州自動車道 八女ICより】
車で約10分
【JR鹿児島本線 新船小屋駅より】
車で約8分
水田天満宮内の恋木神社へのアクセスは駅から少し距離があるので良好とは言いがたいです。
アクセスは良好ではありませんが、女性にとても人気の神社で全国から参拝に来られる方もいらっしゃいます。
恋木神社のお守りおすすめは?
恋木神社では、お守りにも人気があります。恋木神社のお守りはやはり恋愛成就のものが中心。特に「クリスタルハート守」が人気だそうです。
「クリスタルハート守」
「ヒット守」
「良縁幸福シール守」
「恋むすび」
「しあわせ守」
その他にもたくさんの種類のお守りがあります。遠方で参拝に来られない方にも、郵送の授与もされております。
恋木神社 参拝の仕方
恋木神社があるのは水田天満宮の中にあります。まずは水田天満宮へお参りしましょう。大きな赤い鳥居と、石の鳥居を抜けると太鼓橋が見えてきます。
その橋を渡るときには、橋の真ん中を歩かないように注意しましょう。神社の境内では、道の真ん中を歩けるのは神様だけと決まっています。
参道の真ん中は歩かず右か左どちらか端を歩きましょう。
鳥居の前では一礼しましょう
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橋を渡って楼門を抜けると手水舎がありますので、ここで手と口を清めておきましょう。
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手順はまず右手に柄杓を持ち左手を洗い、次に反対側の手を洗います。
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その後、左手に水を受けて口を清めます。
そのとき、柄杓に直接口をつけないように気をつけましょう。
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最後に柄杓を立てて、残った水で柄杓の柄を洗います。
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鈴は力強く鳴らして下さい。
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その後は本殿で両手を合わせます。
「恋参道」を通って恋木神社へ
ここからがいよいよ恋木神社に入ります。恋木神社へはハート形の陶板が並んだ「恋参道」を通って向かいます。ここは恋の道として非常に人気のあるスポット。
このハートは大宰府天満宮と水田天満宮の神具として始まった水田焼製のものです。特にハートの陶板を作り上げるのは非常に難しい希少な品と言われています。
そのあと、良縁成就と書かれた「恋木石灯籠」が見えてきます。こちらも恋木神社のシンボルであるハートを模った石の灯篭で、非常に珍しいです。
大みそかや、特別なイベントの日には、ハートの中に火が灯るって素敵ですね。
そして恋木神社の鳥居をくぐりますが、この鳥居にはハートがしのばせてあります。そのハートを10個見つけると良縁に恵まれるという伝説もあります。
恋木神社の本殿に参拝します。一説によりますと恋木神社の「木」は東を意味し、元々は大宰府に左遷された菅原道真が都の妻子を思う心をなぐさめるために祀られたものだといわれています。
恋木神社のおみくじが楽しい
お参りをすませたらおみくじを引いてみませんか?
おみくじを引くときにはなるべくお願いしたいことを具体的に念じると良いそうです。おみくじはそのまま持ち帰っても、その場に結んでもよいです。
恋木神社のおみくじは月によってピンク色にかわります。2月・3月と10月・11月の良縁成就祭前月・当月が該当月となります。おみくじの結び方にも特徴があります。恋木神社のおみくじの結び方はハート結びをおすすめしています。
恋木神社にはハート型のおみくじを結ぶ場所もあり、またその横には、おみくじを結ぶときにハート形になるような結び方を説明する看板がありますので、参考にしてくださいね。
結び方は神社の数か所に掲示されておりますので、その通りに結べば簡単にハート結びが完成します。結ぶ時、結び目に片方の端を折り込む時に大切な人のことを想い、もう片方の端を折り込む時にご自身の幸福を願うと良いそうです。
おみくじ以外に、絵馬も女性に大人気です。恋木神社の絵馬には99%の確立で恋愛祈願が書かれていました。恋や良縁、仲良く過ごせることといったお願い事が多数書かれてます。
恋木神社の良縁成就祭
良縁成就祭が行われるのは一年に2回、3月3日と11月3日に行われます。良縁成就祭に合わせてお参りするといいかもしれません。毎年二度の良縁成就祭は恋木神社の御祭神である恋命(こいのみこと)様の御縁の深き日にあたります。
この縁日には良縁成就特別祈願を始め、特別にご祈祷された御守【縁(ゆかり)のいと守】が授与されます。 境内では恋木饅頭・あめゆ(しょうが湯)が無料で接待されます。(数に限りあり)
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恋木神社は恋愛のパワースポット
参道や鳥居などさまざまな場所にハートが描かれ、まさに恋愛のパワースポット。「良縁幸福の神様」「恋の神様」として親しまれていて、連日若い女性を中心に参拝客が訪れる人気のスポットになっています。
初詣には毎年多くの参拝客が訪れ賑わっており、正午頃には甘酒樽開きが行われ、参拝者に甘酒が振舞われます。
おわりに
恋木神社の外観がピンクとハートだらけでとても可愛らしいです。参道、境内、鳥居、あらゆるところにハートがたくさん散りばめてあり、女性が参拝しに来たくなる理由がとてもわかります。
恋木神社の御神殿はもちろんピンクです。歴史ある神社とは思えないほどピンクカラーとハートマークに満ち溢れていて、今流行のインスタ映えスポットです。
恋木神社では、毎年2回の良縁成就祭以外に、バレンタインの2月には如月絵馬奉納祭、2月14日のバレンタインデー当日には特に参拝客が多くなり、そのときにはおみくじの色がピンクに代わるなど境内が鮮やかなピンクに変身するそうです。
また七夕の7月7日には恋むすび祭など、恋にまつわる行事が行われております。ここまで恋に特化した神社はなかなかないと思いますよ。九州へお越しの際はぜひ参拝してみてはいかかでしょうか。
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