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富士見市の水宮神社にお宮参りへ行くとなんとカエルのお出迎え!?

神社・お寺めぐり

水宮神社へ行く手前の陸橋から大きな富士山が眺望できます。ここは埼玉県富士見市。昔から富士山が見えることから付いた地名なんですね。こじんまりとした神社ですが、狛犬ならぬ狛カエルがお迎えしてくれました。

神社の斜め前あたりに水子貝塚公園があります。貝塚は昔の人たちの住んでいた集落に出来たはずなので、この辺りはかなり古くから人々が暮らしていたのだろうなあと思われます。

一つの要因として「水」が涌いていたことがあると思うのですが、敷地内にも湧き水が御神水としてあるので代々受け継がれてきたものだと伺えます。水宮市内には今も約30箇所ほどの湧き水があるようです。 人々を5000年支える「清水」ってすごいです。

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水宮神社の狛蛙ものがたり

「水宮に伝わる古くからの伝承 狛蛙ものがたり」がとてもおもしろかったのでお伝えしますね。

昔々この地に人間のように立って歩きたいと願う蛙がいました。そこで蛙は、熱心に願をかけ、二本足で歩けるよう祈りました。そしてついに願いが叶い歩けるようになったのです。

しかし、立ってしまうと蛙の目は後ろになってしまい、うまく歩くことができません。蛙はもう一度願をかけ、元のように戻れるよう祈りました。「立って歩きたい」、「やっぱり元に戻してほしい」、ころころ心が変わる蛙に神様も怒ったのか、簡単には許しません。困り果てたころ、大日如来(不動明王)様が元に戻してくれました。

戻った蛙は二度と立って歩きたいとは思いませんでした。狛蛙の由来も2つの逸話があるようで蛙が歩きたいと神様に願ったお話と、もう一つは幼い子を亡くした夫婦が願掛けをしたら、亡くした子にそっくりな子が生まれ、神様に感謝し「生まれ返る」と蛙を奉納したそうなとなっていました。

蛙は、「旅先から無事かえる」、「失くし物がかえる」、「若がえる」などとかけられ、今も願かけにお参りされる人たちが絶えないようです。

水宮神社の御神木の銀杏の木

神社の御神木は、社殿脇にある銀杏の木で樹齢350年ほどの古い樹木です。幹から根の一部である気根が成長していて、まるで女性の乳房のように下がっております。不思議な雰囲気を醸し出していますね。

水宮神社の御神木として健康・長寿・出産・授乳の御神徳があるといわれています。厚い信仰がよせられています。

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水宮神社へアクセス方法

埼玉県富士見市大字水子1762−3


東武東上線みずほ台駅東口下車 徒歩18分
もしくは
東武東上線志木駅東口下車 東武バスの「下南畑」行き
もしくは「富士見高校」行きに乗り、
『寺下団地』バス停で下車徒歩1分

 

こちらへ神社へお参りに行くならこのリュックが気分アップ

 

祭られている神々

御祭神が6神は驚きました。神話で馴染み深い神々が多いですね。

天照大神(あまてらすおおかみ)
素戔鳴命(すさのおのみこと)
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
大國主命(おおくにぬしのみこと)
罔象女神(みずはのめのかみ)

おみやげのおすすめ

狛蛙が設置されているだけあって、たくさんの蛙根付や蛙お守りなど、さまざまな蛙グッズが売られています。ミニチュアの狛蛙もいますよ。
蛙にちなんだガチャガチャも設置されていて、小さなお子さんも楽しめます。

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おわりに

富士見市の水宮神社は蛙を祀る神社でした。
御利益も「若返る」「失せ物が帰る」「旅先から無事帰る」といったように蛙に関連していることになっています。

田舎の普通の神社にしては、かなりワイドな駐車場が完備されており人出の多さが伺えます。また御神水が湧き水であり手や口を清めることができます。

この神社の御神水は水質検査の結果、非常に清らかなものであることが確認されていました。

正式には摩訶山般若院水宮神社と言うそうで山号がある神社は初めてです。小さな神社ですが、狛犬のかわりに狛カエルだなんて。ユーモラスなお顔の一対の「阿(社殿向かって右)」、「吽(社殿向かって左)」の狛蛙が愛らしいです。

カエルも阿吽という名前で神仏習合の色合いが濃く残っています。小さいけれど賑やかな神社ですね。

蛙は前向きにしか跳ねないので「前向き」になれるパワーを貰えるようです。水宮神社近くへ行く方は是非ご参拝してみて下さい。

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