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おいしい水はどこの湧水?硬度と水のおいしさの関係は?おいしい水の特徴は?

くらしの知恵の輪

おいしい水。まずく感じる水。 違いは何でしょう?

「水」は生きていくために毎日の生活に欠かせないものだけど、水のおいしさはどのように決まるのでしょうか。

日本の水道水は厳しい水質基準によって管理されているから、いつでも安心して飲めるのです。

本来、水はほとんど無味であり、味を感じるのはミネラルなどが溶け込んでいるから。

湧き水がおいしいと感じられるのも、長い年月をかけてろ過される水に、適度なミネラルが溶け込んでいるからなのです。

ミネラルは水をおいしくする上で欠かせない重要なポイントと言えます。

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おいしい水はどこの湧水?


私の好きな奥大山の天然水の秘密に迫ります。

大山の天然水の秘密は、「西日本最大級の面積を誇るブナ林」にあるようです。

縄文・弥生時代の昔から「神の居ます山」として固く守られ、奈良時代以降も山岳信仰の霊場として入山が厳しく制限

現在のような豊かなブナ林が残っており、地中深くに純粋な天然水がたっぷりと蓄えられています。

そのサイクルは、雪解けの水が地中深くしみこみ、栄養価にとんだ土壌で濾過され再び地上へといったもので、大山という巨大な濾過機で洗練され、極上の天然水となると説明されています。

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大山の南壁を望む江府町の水は、標高1200mに広がるブナの原生林に浸透した天然水がもとになっています。

江府町大字御机の笠良原に製造拠点「天然水の森 奥大山ブナの森工場」を建設。

山梨・白州、熊本・阿蘇に続く新たなブランド「サントリー天然水 奥大山」として各地へ販売をスタートしています。

奥大山の水の成分表(100ml)
熱量 0 Kcal
たんぱく質・脂質・炭水化物 0 g
食塩相当量 0 g
カリウム(K) 0.20 mg
カルシウム(Ca) 0.52 mg
マグネシウム(Mg) 0.18 mg
硬度 約21 mg/l
ph値 約7.0

奥大山の水は硬度約21です。

すっきり口当たりがよいと思います。

赤ちゃんのミルク、薬の飲み水などにも安心して飲めるということなのでうれしいです。

低い硬度なので栄養成分の変化する心配がなくて、素材のうま味を引き出す水として料理などにも適した水と言われており、おススメしたい「おいしいお水」です。

おいしい水の特徴

飲んだ際に「おいしい」と感じられる水には、以下のような特徴があります。

•適度な飲みごたえがある
•口当たりや喉越しが良くすっきりした後味
•ミネラルのバランスがちょうど良い
•炭酸ガスや酸素による清涼感がある
•カルキ臭などの嫌な臭いがしない

「おいしい水の水質要件」をチェックしてみてくださいね。。

硬度と水のおいしさの関係は?

一般的に、おいしい水とは「ミネラル・硬度・炭酸ガス・酸素を適度に含んだ冷たい水」とされています。

厚生労働省が発足させた「おいしい水研究会」は日本の水道水の現状と背景について調査を行うとともに、水のおいしさや水質要件について研究・発表を行っています。

「おいしい水研究会」は、日本国内の水質実態を調査し、水のおいしさを決める以下の7要素を抽出しておられます。

出典:厚生労働省「おいしい水研究会」

水質項目  数値  項目の概要・水のおいしさへの影響
蒸発残留物 30~200mg/L 水に含まれる無機塩類(ミネラル)の総量を表し、数値が大きくなるほど水の苦味、渋味、塩味が増す
硬度 10~100mg/L 水に含まれるカルシウムやマグネシウムを炭酸カルシウムの量に換算した値をいい、適度に含むことで水のおいしさを保つ(少なすぎても多すぎてもおいしさを損なう)
遊離炭酸 3~30mg/L 水に含まれる炭酸ガスをいい、数値が大きいほど水の清涼感が増すが、大きすぎるとまろやかさが減る
過マンガン酸カリウム消費量 3mg/L以下 過マンガン酸カリウム消費量の数値が大きい水ほど渋味のもととなる有機物が多い。過マンガン酸カリウム消費量が多い場合、塩素消費量も大きくなりやすく、水の味を損ねやすい
臭気強度 3以下 水質汚濁や水の処理過程で発生する水の臭い(土臭、生ぐさ臭、腐敗臭など)をいい、数値が大きいほど水の味を悪くする
残留塩素 0.4mg/L以下 水道水中に残留する塩素量をいい、数値が大きくなるほどカルキ臭が増す
水温 最高20℃以下 他の項目で水のおいしさが損なわれることがあっても、水温を適度に低く保つことで水をおいしく飲むことができる

 

硬度と水のおいしさの関係は?

「おいしい水の水質要件」によりますと、おいしい水の「硬度」は1L当たり10~100mgです。

硬度はCa(カルシウム)やMg(マグネシウム)などのミネラル含有量も示しており、硬度の低い水は癖がなくあっさりした飲み口になることが特徴のようです。

また、硬度が高い水は一口飲んだ時の舌触りやコクなどの癖が強いです。ですから地域によっては人に好き嫌いが出やすい水となるかもしれません。

ミネラルがバランス良く含まれていると、飲みごたえや口当たりが良くなり、おいしい水に近づくと言えます。

残留塩素と水の味

天然水には基本的に含まれていませんが、残留塩素が少ないことも大切です。

水は無臭が良いとされており、臭いがついた水はとてもおいしいとは言えません。

残留塩素があることで細菌などから水を守ることができますが、含有量が多くなるとおいしさが損なわれます。

「水道水はカルキ臭が強くて飲めない」という声もあるかもしれませんが、残留塩素は1L当たり0.4mg以下であればおいしく飲めるとされています。

予備知識

ミネラルウォーター
各種ミネラルや炭酸ガス等を多量に含む水。鉱泉水。最近は人工的につくられたものが多い。

軟水
無機塩類(カルシウム・マグネシウムなどの塩類)をほとんど含まない水。

天然水
人為の加わらない自然のままの状態の水。

硬水
カルシウム塩・マグネシウム塩を比較的多く溶解・含有している天然水。飲み水としてはあまり適さない。

マイナスイオン水
水に電圧が加わり、分子集団(クラスター)がさらに小さくなった還元水。体への浸透性が高いといわれる。

おわりに

水を飲む際の条件も、水のおいしさを左右する大切なポイントです。

条件のなかでも「水温」は、「おいしい水研究会」が定めた7要素の一つであり、水のおいしさに大きく影響します。

水の味にあまりこだわっていなくても「水はとにかくキンキンに冷えていないとダメ」という人もいるのでは。

水は水温が低下すると水道水のカルキ臭が抑えられ、清涼感が増すことから、一般的には冷やすとよりおいしく飲めるようになります。

「おいしい水の水質要件」によると、水の最もおいしい水温は20℃以下です。

その日の気温や自身の体調によりおいしさの度合いが違いますね。

10℃~15℃(夏場は10℃~20℃)あたりが、最もおいしい条件で水を味わうことができると言われています。ご参考までに。

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