カビを根こそぎ倒す退治法ってあるのでしょうか?
お風呂場は特に気を付けないといくらキレイにしてもカビが復活して繁殖してしまいます。
今回カビを根こそぎ倒す退治法の簡単なやり方がないものか調べてみました。
カビ退治は熱湯50度以上で!
カビを根こそぎ倒す退治法がありました。
その方法とは、「50℃以上のお湯をかける」だけなのです。カビは生き物です。50度以上の熱に触れると、カビのタンパク質が変性し死んでしまいます。
しかも、ゴムパッキンやタイル目地の奥など、カビ取り剤が届かないような場所でも、この方法なら関係ありません。
カビ退治 お風呂場で使える「ワザ」とは?
カビを根こそぎ退治!ワザその①
「50℃のお湯を1分半かける」
まずは、浴室に生えたカビを根こそぎ退治しましょう。
ゴムパッキンや、タイルの目地に深く入り込んでしまったカビは、奥まで熱をかける必要があります。
実験の結果、「50度のお湯を1分半かける」ことで、表面から1ミリ深くまで、50℃に達することが分かりました。
奥まで入り込んだカビも、ほとんどは表面から1ミリ以内にいるようです。
なので、この方法でほとんどのカビを死滅させることができます。
シャワー以外の方法による加熱は危険なので行わないでください。
50度のお湯を出す方法は、給湯器や蛇口のタイプによって異なります。詳しくは説明書の指示に従ってください。
年式の古い給湯器や、給湯器のタイプによっては、50度以上のお湯が出せない場合もありえます。
カビを根こそぎ退治!ワザその②
「カビの黒ずみを白くする」
カビ取り剤と目地修正グッズ使用できれいにする!
残念ながら、カビは死んでも黒いままなのです!白く戻りません。
そこで、おすすめなのが「カビ取り剤」。
優れた漂白作用があるため、黒く残ったカビの跡を、白くすることができます。
カビが奥深くまで入り込んで黒さが取り切れない場合は、
ホームセンターなどで売られている「目地修正グッズ」もおすすめです。
タイルの目地やゴムパッキンのカビを白く塗りつぶすことで、
目立たなくすることができます。
カビを根こそぎ退治!ワザその③
「1週間に1回、50℃のお湯を5秒間かける」
カビは直接お湯がかかると、5秒間で死んでしまいます。
浴室で、カビの胞子が大きく成長するまではおよそ
1週間~10日間かかると言われます。
そのため1週間に1回、カビが成長する前に50℃のお湯を
5秒間かければカビを予防することができます。
やけどには十分注意してくださいね。
カビを根こそぎ退治!ワザその④
「浴室の天井のカビを撃退」
浴室の天井のカビは厄介です。
なかなか手が届かないですし、ここにカビが大繁殖して、放っておくと、カビ胞子を降らせて、浴室中にカビが生える原因になるようです。ぞっとしますが、そんな浴室の天井のカビ対策法をお伝えします。
①お掃除用の柄付き棒に、フローリングウエットシートをつけます
②消毒用のアルコールで湿らせて、1か月に1回、天井を拭きます
<天井に50℃のお湯をかけることは、やけどの可能性があり危険なのでやめましょう。>
関連記事 >>> 換気扇 を浴室で回すとき窓やドアは開けてる?正しい換気方法とは?
カビ退治の落とし穴とは?
まさか!こすってはダメなの?
浴室の中でも、すぐにカビが繁殖してしまうカビの隠れやはゴムパッキンなのです。実はゴムパッキンはこすってはダメだったのです。このカビ対策のやり方に大きな誤解があったのですね。
ゴムパッキンをゴシゴシこすると、キズがついて表面がデコボコになります。するとミクロのカビ胞子がキズ口から入り込み繁殖する原因となるようです。
ゴムパッキンのお手入れは、優しく拭き取るように行ってくださいね。
防カビくん煙剤が今人気のカビ退治
やはり楽して防カビ出来るのが一番!
最近の人気商品はくん煙してカビを退治できる商品です。
エアコン内部のカビ増殖をストップ!ワザあり
現代の酷暑の夏に冷房は必需品となりました。
でもエアコン内部が結露して濡れてしまうことで、カビが大増殖することがあります。
放っておくと、部屋中にカビの胞子がまき散らされ、アレルギーの原因にもなりかねません。こわいですね。
そこでエアコン内部を結露させない、その簡単な予防法がこちらです。
「冷房後に、“送風”をおよそ1時間行う」
結露した内部を、乾燥させることでカビの増殖をストップさせるのです。このことを頭に入れておくだけでもカビに悩まずにすむかもしれません。
おしまいに
お風呂のカビとりは盲点をつかれましたね。
やけどをしないようにシャワー利用でカビ退治しましょうね。ゴムパッキンはこすらずにやりましょう。
価格の高いエアコンは自動で色々メンテナンスをしてくれるものもあるようですが、自分で出来ることは、フィルタの掃除など取り外して使用時期が来る前にお手入れしておくと清潔で安心です。
ご参考までに。