「サンライズ出雲」という列車に乗ったことがありますか?
この列車は東京と島根県出雲市を結ぶ寝台特急です。新幹線以外では日本で最長距離を走る特急列車で953.6kmを駆け抜けます。
現役で定期運行されている貴重な寝台列車です。大都会から神話の故郷へノスタルジックな鉄道の旅が味わえます。
足立美術館へ東京からサンライズ出雲で行くアクセスは?
米誌ランキングで「16年連続庭園日本一」に選ばれています。
「白砂青松庭」「枯山水庭」等は大小の木や立石がバランスよく配置され
自然の山々との調和が美しい主庭は目を見張る美しさがあります。
借景から霧雲が湧いてくる山並みをみていると名画を一人占めしているようです。
足立美術館を観光したいときサンライズ出雲を終点出雲市まで乗らず安来駅で下車して足立美術館を先に見学された方が効率がよいかと思います。
サンライズが安来駅に9時過ぎに着きます。
安来駅前から無料のシャトルバスがあります。足立美術館まで20分位で着きます。館内は2時間もあれば、ゆっくり見学できますよ。
その後JRで松江方面または出雲方面へも足をのばしてもいいですね。出雲大社へ行く場合はJR出雲市駅から徒歩移動で一畑電車を利用すると便利です。
足立美術館の見学
足立美術館は昭和45年に開館され創設者の足立全康の庭づくりの情熱が注がれた5万坪の日本庭園と名画のコラボに魅了されます。
陶芸に興味のある方は、河井寛次郎と北大路魯山人の2巨匠の陶芸作品が展示されています。
また、浮世絵の展示品もたくさんあり楽しめます。
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足立美術館の館内喫茶室でランチ
喫茶室 大観
足立美術館の館内には、ふたつの喫茶室があります。池庭に囲まれた「喫茶室 大観」は水面に映える陽光や鯉を眺めながらゆったりと景色も楽しむことができます。
館内でケーキセットなどの甘味メニューのほか、島根和牛のカレーや笹巻きおこわなどの軽食も用意。ランチとしていただくことができます。
館内でランチを食べるならお早目に!先手必勝です。喫茶室前にすごい人の行列で館内にカレーの匂いが立ち込めているのに食べれないと悲しいです。
連休などは長蛇の列で食べれなくなります。ここでランチができれば、すばらしい思い出となるはずです。
喫茶室 翠
「喫茶室 翠」はいわゆる館内にあるカフェで、コーヒーやドリンクが飲めます。高い天井に大きな窓の外には、足立美術館の枯山水庭が一望できます。
季節のアイスクリームや甘味などがあります。ここでしか頂けない味を楽しむのも贅沢なひとときです。
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茶室 寿楽庵
「茶室 寿楽庵」は足立美術館館内の茶室で、椅子席で抹茶を楽しめます。招福や延命に功ありとされる純金の茶釜で沸かしたお湯で、お抹茶を出してくれます。
双幅の「生の掛け軸」を眺めながら安らぎの一服を頂けます。こちらの茶室がおすすめです。
おみやげ品がいっぱいのミュージアムショップもあり、「庭園もまた一幅の絵画である」という当館創始者の言葉を実感できるものになっています。
入館料2300円必要ですが、季節ごとに風情がある世界が注目する足立美術館の日本庭園には一見の価値あります!
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おしまいに
サンライズ出雲で東京から出雲へ来て松江市内でビジネスホテルを確保。レンタカーで出雲~松江の観光地を周遊するのはとても懸命な方法であると思います。
自分の好きなように効率よく時間を使えますので、バスや電車の便が少ない島根では良い手段ですね。
ただし、ゴールデンウイークやお正月は出雲大社に向かう道路は大渋滞になり前に進まなくなりますから、この時は一畑電車のご利用をお勧めします。
足立美術館へも年々外国の方たちが増えていて大勢観光に訪れています。
休日は人が多いので少しでも早く到着して写真撮影すると良いです。
どうしても人がたくさんいて撮影が難しく良いショットが撮りにくくなります。
足立美術館館内でのお食事はぜひ早めのランチで極上のひとときを味わって頂きたいです。
ご参考までに。