島根県出雲市にある馬木不動尊(まきふどうそん)についてお話したいと思います。
大切な人のためにお守りを頂き 病気平癒を祈念したい方へお伝えします。
身代わり不動尊のご加護により今日まで生きてこれたことに感謝しかありません。
身代わり不動尊に守られた体験談
不動明王のお守りの効果は?
私自身は母親の胎内でへその緒をぐるぐると首に巻き付け仮死状態で生まれたと聞いています。そのせいで生後4ケ月頃たびたび痙攣を起こして家族を困らせていたようです。
物心ついた頃から私は首にお守りをいつもぶらさげていました。信心深い祖母から肌身離さず身につけておくようにと言われて育っています。
仮死状態でこの世に生を受け、これだけでも大変な人生の始まりですが、生後4ケ月の頃からひきつけを起こし始めたようです。
また、紐落としを迎える前には自宅の池に落ちています。
一緒にいた兄が家族を呼びに行ってくれたようで、ここでも命拾いをしていました。遠い記憶なのに怖かったせいか池であふあふした自分をかすかに覚えています。
身代わり不動尊のお守りにご加護を頂いて還暦を迎えることが出来ました。有難いことです。
馬木不動尊はどこ?
所在地:島根県出雲市馬木町1123
島根県出雲市にある光明寺(馬木不動尊)は、日本三体不動明王の中の一つです。
長い歴史を感じることができるスポット。水かけ不動明王も苔むしています。
擦り切れた石の階段や古びた灯篭や裏に山が迫る御堂の姿は時が止まったように思えます。
階段の横に咲く紫陽花の花は可憐でした。
地元では「馬木の不動さん」とよばれ、災厄に霊験があると伝えられており、広く信仰を集めています。
馬木不動尊は出雲大社まで車で30分 >>> たびノート
出雲市にある馬木不動尊について
「雲陽誌」によりますと
千葉県の成田山新勝寺の御本尊不動明王、
東京の瀧泉寺(りゅうせんじ)の不動明王(通称:目黒不動尊)とともに、
一本の木で三体を天平年間に行基菩薩が彫ったといわれ、日本三体不動明王の一つと言い伝えられています。
「雲陽誌」メモ
松平家3代藩主・綱近の命により,松江藩儒臣・黒沢長顕と斎藤豊仙が地誌編纂によって着手された「雲陽誌」は出雲地方史研究の基本書として高く評価されてきたものです。
馬木不動尊は、日本史に残る僧侶である行基の彫刻と記されています。
江戸時代には、松江藩主松平公の祈願所として祟敬を受け、そのゆかりの品も現存しています。
仏身157㎝、総高295㎝の木像一木刻で、その姿はとても堂々としております。馬木不動尊は背中に火焔を、右手に剣、左手には網を持っておられます。この姿は、私たちの心の中に存在していると言われている、三毒(貧・・・むさぼり)・(瞋・・・いかり)・(癡・・・ぐち)を焼き払い、正しい道に導いて行こうとする姿であると言われています。
おわりに
「馬木の不動さん」はとても静かな佇まいです。
毎年土用丑の日に不動尊祭が行われていて、その様子が夕方の地方ニュースで配信されます。
日本三体不動明王の一つである馬木不動尊は行くだけで気持ちが落ち着き、心洗われる不思議なスポットです。
ご参考までに。