NHKの朝ドラ「エール」を見て、主人公である古関裕而氏の故郷に行ってみたいなと思った方も多いのではないでしょうか?
古関裕而氏の像や生誕の地記念碑・記念館も福島市にあるのです。ご存知でしたか?
福島市に一度は訪れてみたいなと思う方は口コミ情報必見です!
古関裕而氏の像はどこ?
昭和を代表する作曲家、古関裕而氏。
福島市出身で福島市名誉市民第一号とのことです。
古関裕而氏の像は、JR福島駅の東口を出た広場内に設置されており、ハモンドオルガンを笑顔で楽しそうに奏でているモニュメントとして駅のシンボルにもなっています。
なかなか精巧に作られています。
福島市名誉市民第一号である古関裕而氏が2009年8月11日に生誕100年を記念して、故人の功績と栄誉を讃えるためにモニュメントを設置し同日に除幕式も行われたのです。
大屋根付きのちょっとした待ち合わせスペースにあるので駅での待ち合わせによく使われています。
比較的新しいモニュメントですが、新しいだけに仕様がハイテクで、定時毎に古関裕而氏が作曲した様々なメロディーが流れるようになっているので、地元の方はどの曲が流れるかで今何時なのかがわかるのです。
有名な曲は?
甲子園の高校野球でよく流れる「栄冠は君に輝く」や阪神タイガースの「六甲おろし」など野球にまつわる曲。
「長崎の鐘」、「君の名は」、「高原列車は行く」など聞いたことがある名曲の数々。
古関裕而生誕の地記念碑はどこ?
古関裕而氏は、明治42年8月11日に、福島市大町で生まれました。
実家は「喜多三呉服店」といい、当時は裕福だったようです。
街の真ん中で生まれ育ったのですね。
日銀福島支店をはじめ、金融機関が多く立ち並ぶ通りにあります。
日本銀行福島支店近くに記念碑が建っています。
「音楽好きの父は、大正初期といえばまだ珍しい蓄音機を店の使用人の娯楽用に購入し、余暇にはいつもレコードをかけていた。」と古関裕而氏の幼少期の思い出が自伝に書かれています。
平成10年5月に、レンガ通り道路整備完成を記念して、福島市大町に「生誕の地」記念碑が建てられたようです。
9時・12時・15時の3回、さくらんぼ大将、とんがり帽子、阿武隈の歌が流れます。
福島市古関裕而記念館はどこにあるの?
所在地
〒960-8117 福島県福島市入江町1-1
交通アクセス
(1) 福島駅東口からバスで10分(保原・桑折・伊達行き)
日赤前から徒歩で3分
(2)福島西ICから車で15分
営業期間
公開:9:00~16:30 入館は16:00まで
休業:年末年始、展示替え時
ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌「とんがり帽子」をイメージした外観が特徴です。
昭和を彩る名曲を生んだ作曲家である古関裕而氏の功績をたどる記念館です。
福島市名誉市民第1号である古関裕而氏ゆかりの品々や愛用のハモンドオルガン等を展示してあります。
また、視聴覚コーナーとして代表曲100曲の中から自由に作品を楽しめるCDコーナーもあるので、耳でも存分に楽しめます。
また生い立ちや業績等を紹介するビデオコーナーが設けられています。
無料公開とは思えないほど充実しています。
1階ホールではよくオルガンのミニコンサートをやっているようで、リクエストにも答えて貰えたり、一緒に古関メロディーを歌えたりします。
日曜日(11時30分から13時まで。日にちが変わることもあるため事前に電話で確認を)には古関裕而氏愛用のハモンドオルガンの伴奏でみんなで歌う時間を設けられています。
二階が資料館になっており古関裕而氏の自筆譜のコピーを閲覧できるコーナーもあり、東京オリンピックマーチ等のお馴染みの作品の他、若い頃のオーケストラ曲などもあります。
鍵盤楽器がなくても頭の中で作曲が出来て、それを譜面に落とせたという才能に驚かされますね。
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おわりに
古関裕而記念館は福島駅からはバスで15分弱くらいの距離で中心地から少し離れた位置ですが、古関裕而氏の偉大過ぎる足跡や、人柄が偲ばれる落ち着いた施設です。
福島市内観光としては手軽な施設だと思います。
誰もが一度は耳にした覚えのある曲、思わず一緒に口ずさんでしまう曲が常に流れ、時間も忘れ聴き入ってしまうと言われます。
古関裕而氏の故郷である福島市に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。