桃栽培の初心者が鉢植えに挑戦! 桃栽培で選んだ2種の苗木 。桃は2種の苗木の交配で結実します。
味が良いとされ同じころ花の咲く白桃と白鳳を選びました。どちらも早春にピンク色の愛らしい花を咲かせます。
桃の花の愛らしさに魅了され、美味しい桃が食べたくて、桃栽培の初心者が鉢植えに挑戦した実践記です。
鉢植えで桃の育て方_選んだ2種の苗木
桃は2種の苗木の交配で結実します。
味が良いとされ同じころ花の咲く白桃と白鳳を選びました。どちらも早春にピンク色の愛らしい花を咲かせます。
桃の花の愛らしさに魅了され、美味しい桃が食べたくて、桃栽培の初心者が鉢植えに挑戦した実践記です。
準備するもの
#60Lの大きいプラスチック鉢
防鳥ネット
腐葉土、(花と野菜の土なら20L×3袋)
肥料(油かすや粒肥やしなど)
防虫剤スプレー
鉢底に置く小石(指でOKマークを作った時の丸位の大きさの石)2袋
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桃の苗木の植樹
鉢底全体に小石を敷きつめます。そのあと、腐葉土や花と野菜の土を鉢の高さの8割位にいれます。苗木をそーっと中央部分に置き残りの土をかけておきます。2年後、鉢内にミントを1ポット一緒に植えました。
3年前の春に植えた桃がスクスクと成長をしました。
樹木の高さは今100センチ位です。我が家にとってラッキーだったのは、近所の公園で、「腐葉土をご自由にお取りください」という有難い知らせがあり、喜んでもらいに行きました。
今思えば、この土壌が桃にとって良い結果になったのだとわかりました。
鉢植えの良いところは、場所移動できる点です。最初は西の方に置いていましたが、現在桃は東南の日当たりのよい我が家の一等地に鎮座しています。
雪解けの後、このピンクの桃の花を見ると春が来たと嬉しく心躍る思いです。
桃の育て方_摘蕾・摘果
花が終わり沢山のつぼみや実がなり始めます。くっついているつぼみや実、上向きのもの、枯れたものを摘蕾・摘果しておきます。割と偏って実がくっついているので、間引くのは心が痛いのですが、ここは思い切りよく摘んでいきました。
これは桃酒(ピーチ酒が聞こえがオシャレ)に梅酒は有名ですが、知る人ぞ知る梅酒の上をいくおいしい桃酒がお盆過ぎから頂けます♪
桃の育て方_大切な桃の袋かけ
梅雨に入る前に桃に袋をかけます。ホームセンター・コメリで桃用の袋(100枚入り)を買いました。袋掛けの前に果樹全体に人にやさしい防虫スプレーを噴霧しています。
紙袋に針金がついていて桃をに袋をかぶせて針金でくるんと枝に結わえます。簡単にできる便利グッズが売れています。
桃の育て方_肥料・水やり
肥料は粒肥やしを木に当たらないように鉢のへりに3か所くらい穴を掘って埋め込みます。
猛暑でしたのでペットボトルに水を入れて鉢内に3~4本差し込んだりしていました。
夕方、ホースでたっぷり水を続けてやりますと、一気に実太りしたように思います。
桃の育て方_梅雨明け後の袋はずし
梅雨明け宣言は待ち遠しかったです。袋を外しました。白っぽい実です。まだ固い硬球のようです。
白鳳は袋を外して2週間後、赤味をおびて美味しそうな果実になっていきました。
袋を外してからは時折、果樹全体に人にやさしい防虫スプレーを噴霧しています。
7月下旬このままではアリに美味しい桃を食われていきますので収穫開始しました。
クーラーの効いた部屋で新聞紙に一個ずつくるみカゴにいれておきます。
少し柔らかく腐り始める前に、その桃を3時間くらい冷蔵庫にいれて冷やしてから食べると美味しくて絶品です!
鉢植えで桃の育て方_ミントの寄せ植えの効果
ミントは地植えすると大変です。繁殖能力が高いので、あっという間に庭中ミントの草だらけです。
アップルミントに触れるとさわやかな香りがします。ペパーミントも有名で、葉先がスーッと細くて香りが強いのに対し、葉っぱの先がまあるくとっても可愛いらしいのがアップルミントです。
ミントで防虫防ネコ対策
ミントの香りは防虫効果を発揮します。最近ご近所にアナグマが車庫に出て荒らされた話を聞きました。アナグマはネコ科に属し、ミント系の香りが苦手だそうです。遠くから嗅ぎ分ける能力があるようで我が家の桃は無事でした。
桃は防鳥ネットを摘果の後かけ始め、梅雨明けして、1~2週間袋を外していましたが、ネコやアナグマの被害にあわずに済みました。防虫剤スプレーだけでは撃退できなかったと思います。
おわりに
桃のピンク色の花で春の訪れを喜び夏には収穫の喜び。水やりや防虫対策は抜け目なく施し、ミントも肥料のおかげで勢いよく育つので、途中刈り込みもしました。
7月の終わりから8月お盆ころまで収穫できます。美味しい美味しい桃ができました。実がなるものは楽しみが大きいです。ご参考までに。