2022年六曜の意味は?利用の仕方は?暦に出てくる先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の読み方や由来について

くらしの知恵の輪

2022年1月3日は旧暦の12月1日です。旧暦の1日で六曜の順番が変わりますから「大安」ではなくて「赤口」となりました。

この日、お寺や住宅など各地で火災が相次いだことも、「赤口」は火事に注意日であったことから意味深に思えます。

日本では鎌倉時代から室町時代にかけて中国から伝来された六曜(ろくよう)ですが、わが国で広まったのは幕末以降であると伝えられています。

「結婚式は出来れば大安の日に挙げたい。」「お葬式の日にちは友引は避けたい。」と

若い人たちも年長者から言われて聞いたことがある言葉でしょう。気になる言葉ですね。

今回この六曜の意味・読み方そして由来や利用の仕方をまとめてみたいと思います。



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六曜(ろくよう)の読み方

「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つを「六曜」と呼びます。

先勝

読み方…せんしょう・さきがち・せんかち

友引

読み方…ともびき・ゆういん

先負

読み方…せんぷ・さきまけ・せんまけ

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仏滅

読み方…ぶつめつ

大安

読み方…たいあん・だいあん

赤口

読み方…しゃっこう・じゃっこう・しゃっく・じゃっく・せきぐち

六曜の意味

先勝

「先んずれば即ち勝つ」、「なるべく先まわりして行動する」と良い日とされます。

訴訟事は先手必勝の日。何かをするなら午前中に済ませましょう。

午前中が吉、午後は凶

友引

「元々は勝負なき日と知るべし」と言われ、勝負ことで何事も引き分けになる日と言われてきました。友引は大安に続いて吉日といわれています。

 「凶事に友を引く」という意味があります。友を引くと言われ弔事は忌むべきです。

友を引くということで目出度いことが続く、また友を引き寄せるということで慶事には良い日とされています。

 朝夕は吉、正午は凶。

先負

「先んずれば即ち負ける」先勝ちと正反対の意味です。何事も急がず、慌てず、騒がず、控えめに過ごすことが吉とされている日です。

先負の午後の吉については特に良い時間というわけではなく、この日は「平静を保って吉」とされており、何事も起こらないよう無難に過ごすことがおすすめの日と言われています。

 午前は凶、午後は吉。何事も控えめに平静を保つ日。

仏滅

「仏も滅亡するような大凶の日」という意味があります。六曜の中で最も凶の日です。

仏滅とは「物が滅する日」です。この日は仏事や別れたい人との別れには良い日とされています。

悪縁を切り、改めて人生をスタートしたい時などには適しています。

婚礼などのお祝い事は避ける習慣があります。

万事凶。新規の事業などは不可。葬式や法事は可。

大安

大安は「やってはいけないことが何もない日」のこと。「大いに安し」という意味があります。六曜の中で最も吉の日です。

婚礼、旅行、建築、開店、引っ越しなどすべてのことに吉となっています。新しいことを始めるにも良い日とされています

この日は大吉だと思われがちですが、「大いに安し」という意味をそのまま受けとると「特に害のない日」となり、実は「小吉」のような日です。

「やってはいけないことや凶の時間帯がない」とされますので、結婚式の日取りはこの日にすると良いでしょう。

万事大吉。結婚、旅行、建築、移転、開店などは特に吉。

赤口

赤舌日(しゃくぜつにち)という大凶の日に由来しており 赤舌神(しゃくぜつしん)の配下の鬼が人々を苦しめると言われ、万事に凶とされ新しく物事をスタートするべきでないという日になっています。

赤という字が火や血を連想させることから火事や怪我に注意が必要な日とされています。

赤口は、古来より魔物がいると考えられてきた「丑寅の刻(午前2時~4時)」の時間帯の六曜で、日を占うものとなった現在も不吉な日とされています。仏滅が「物が滅する日」であるのに対し、「赤口」は全てが消滅する日とされます。

万事に 凶日。特に朝夕は凶、ただし法事、正午のみ吉。祝事は大凶。火気、刃物に注意。

カレンダーでの六曜の順番と法則

カレンダーでの六曜の順番は基本的に、

「先勝」⇒「友引」⇒「先負」⇒「仏滅」⇒「大安」⇒「赤口」の6つを繰り返します。

ただし、カレンダーでの六曜の法則として、旧暦の毎月1日ごとに決められた六曜に変わります。
旧暦の1日で変わった六曜から、上記六曜の順番を繰り返します。

六曜が書かれたカレンダーを見ると、1日~末日までどの日にもいずれかの六曜が該当しているのが確認できます。

基本的に「先勝」⇒「友引」⇒「先負」⇒「仏滅」⇒「大安」⇒「赤口」に並びますが、時々「大安」の次にまた「大安」が来るなど、不規則的な順序になっていることがあります。

下記のように旧暦1月1日と7月1日は「先勝」、2月1日と8月1日は「友引」という具合に、前日にどんな六曜が来ていても、旧暦1日になると強制的にリセットされます。そして、旧暦1日から決まった順序で六曜が並んでいきます。

国立国会図書館参照

六曜 基準日(旧暦)
先勝 1月、7月の1日
友引 2月、8月の1日
先負 3月、9月の1日
仏滅 4月、10月の1日
大安 5月、11月の1日
赤口 6月、12月の1日

六曜の由来は?

今の我が国では、六曜は日にちの吉凶を占う指標として利用されています。中国では、元来「時間」を区切る際に六曜は活用されたものでした。日本に伝来した当初も時間の吉凶を占う指標として用いられていました。

時間を占うものとして活用されていた頃は、陽が昇ってから落ちるまでと夜が始まってから終わるまでを各々3つ、計6つの時間帯に分け、各々に六曜が当てはめられていたようです。

六曜の「曜」とは星を表した漢字で、星は金(きん=お金)をイメージさせることから、六曜は賭け事のタイミングを決める際によく利用されていました。

その後、明治時代の暦改正により、現代のような「日にち」の吉凶を占う指標として利用されるようになります。

六曜の利用の仕方

慶事・弔事や船おろし(進水式)・建築行事の際には、現在も六曜を考慮して日取りを決定する事が多く行われています。

仏滅、赤口など一見仏教用語に思えますが、仏教教団の多くは無関係であり仏教用語ではありません。そして神道の用語でもありません。神社でも祭典行事の決定の際、この六曜を考慮する事は全くないと言われています。

 

六曜には「日」と「時間」の考え方があります。
それぞれの六曜には、「日」としての吉凶に加え、一日の時間帯の中での吉凶も存在します。

「日」としては吉なものの、一日の「時間」では凶の時間帯が存在することもあるので、両者の考え方を知識として入れておくと良いでしょう。

むすびに

江戸時代の末期頃に現在の形になり、庶民の間でもその日の吉凶や運勢を知るために用いられるようになりました。

明治時代には六曜が迷信であるとして政府が一切禁止したとされる時期もあり、現在に至るまで全国に普及したのは太平洋戦争より後のことで、古くから伝承というより割と新しい習わしと言えます。

いろいろな歴史を経て今の時代の仕様になったものですから、今の六曜はその信ぴょう性は薄いと考えられています。

でも「信じる」ことで意識や行動が変わる人が多くいることも確かです。上手に付き合いながら六曜を生活に取り入れてみてはどうでしょうか



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