おみくじで大吉を引いた時、持ち帰るべきか、境内に結ぶべきか迷いますよね。今回は、おみくじの大吉の取り扱い方法について詳しく説明します。
おみくじの大吉は持ち帰る?境内に結ぶ?
おみくじは「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」「大凶」の7つに分類される中で、大吉は最も良い運勢ですから、引いたときに喜ぶのも無理はありません。
大吉が出る確率は神社ごとに異なり、「大吉が全体の〇%」という具体的な確率や決まりは特にありません。一説には、大吉が出る確率は約16%と言われています。
ただし、必ずしも境内に結ばなければならないというわけではなく、おみくじの大吉を持ち帰るべきか、境内に結ぶべきかについては特に決まりはありません。大吉を引いたこと自体が重要なので、持ち帰っても結んでも大丈夫です。
境内におみくじを結ぶことの意味
近年では、おみくじを結ぶための専用の場所が設置されている神社が多いですが、昔は境内の木の枝に結んでいました。
これは、境内の木が神聖なものとされているためです。おみくじを結ぶ意味を考えると、大吉は持ち帰っても結んでも良いですが、凶の場合は境内に結んだ方が良いと感じるかもしれませんね。
境内におみくじを結ぶことには以下の意味があります。
大吉のおみくじの正しい保管方法
大吉のおみくじを持ち帰った後の保管方法を紹介します。
神棚で保管し、適宜読み返しましょう。
神棚がない場合は財布に入れて持ち歩いてもOKです。ただし、丁寧に扱いましょう。
おみくじを整理するための専用手帳を使って保管する方法もあります。
おみくじを落としてしまった場合でも、バチが当たることはありません。しかし、ゴミ箱に捨てるのは避け、適切な方法で処分しましょう。
おみくじの処分方法は?
おみくじは基本的に神社に返納します。
お札やお守りと同じように神社に持っていけば、返納用の箱が設置されているので、そこに納めれば大丈夫です。
特に、お正月など参拝者が多い時期には返納場所や箱が設置されていることが多いです。
返納場所がわからない場合は、神社の方に「返納場所はどちらですか?」と尋ねると良いでしょう。「どこで処分してくれますか?」と聞くのは失礼にあたるので注意してください。
自宅で処分する場合は、お清めの塩を使ってビニール袋や和紙に包んでから処分します。
境内に結ぶ場合の正しい結び方
境内におみくじを結ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
おみくじが破れても運気が下がることはありません。大切なのは、おみくじの内容をしっかりと受け止めることです。
むすびに
おみくじの大吉の取り扱いについてのまとめ
おみくじの大吉は持ち帰っても結んでもどちらでも良いです。持ち帰る場合は正しい保管方法を守り、結ぶ場合は丁寧に結ぶことが大切です。
大吉のご利益を得るために、おみくじを丁寧に扱いましょう。