Googleのトップページのロゴが5月21日から、リズムゲームとして遊べる特別仕様(Doodle)になっていることに気づきましたか?
スタート▶のボタンを思わず押してみたくなりますね。
ムビラとは何?
「Mbira:ムビラ」とは、ジンバブエのショナ族に伝わる伝統楽器のことで、現在のオルゴールの原型となったとも言われる楽器です。
いくつもの金属歯からなる楽器で指で弾いて演奏をします。古来より催事や儀式の際に演奏されてきました。
その音色はとっても美しくて独特の音階を用いた演奏は、幻想的であり神秘的でもあります。
ムビラで遊んでみた感想
「Mbira:ムビラ」と出会い、演奏家になる少女の物語を体験できるゲーム形式のロゴであり、
ゲームを通じて、「Mbira:ムビラ」について詳しく知ることができます。
ゲームは全4ステージで、4つのチャプターに分かれており、それぞれ、「Nhemamusasa」、「Bangiza」、「Taireva」、「Chemutengure」の4つの楽曲に触れることができます。
それぞれ伝統的なムビラ曲が収録されていました。上から流れてくるドットが中央の線まで来たときに、その下のキーを押すだけと、手軽に遊べます。
慣れていくうちにリズムよくドットを押せるようになりました。
「100%で完璧です!」とメッセージが現れてくるとヤッター!!っと心が満足します。
完璧に出来るまでチャレンジャーたちは、これでしばらく時間を忘れそう・・・。
ステージ間にはムビラと出会った少女の成長を描くドラマが展開されています。
ムビラの材料や演奏法についてもっと深い知識を得るために検索ボタンも整っていました。
ムビラのルーツ
そのルーツは3000年ほど前に遡り、最初は竹を用いて作られていて
現在の金属製のものについては、1300年ほど前には存在していたとか。
基本的には、中央部が低い音、左右の端にいくほど高い音になるという構造のようです。
小型の楽器のため、音を増幅するために、「Deze:デゼ」と呼ばれる「ひょうたん」を使うなど、演奏の工夫もされています。
今では少し形を変え「Kalimba:カリンバ」、「Thumb piano:親指ピアノ」というような名称で、西洋音楽の「ドレミファソラシド」でチューニングされたものも生み出されました。
「5月21日」は、「World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development:対話と発展のための世界文化多様性デー」なのですね。
各地域の文化の多様性の価値を理解し、その保護と発展、文明間の対話を促進させることが目的とされているとか。
ジンバブエでは、この日を含む週を「カルチャーウィーク」と定め、各地でイベントなどが行われていることを知りました。
おしまいに
ふだんゲームとか楽器演奏をしない私ですが、童心に戻ってジンバブエのムビラと、しばし楽しく遊び学ぶことが出来ました。
グーグル先生ありがとう。
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