以前ピンク筋ダイエットは「世界一受けたい授業」で紹介されました。
ピンク筋とは耳慣れない言葉ですが
別に新しい用語ではありませんでした。
1970年代の生理学では普通に使われていたようです。
ダイエット効果に必要なピンク筋とは?
一般的に知られている筋肉は赤筋と白筋の2種類があります。
筋をつくる筋線維には速筋線維(タイプⅡ線維)と
遅筋線維(タイプⅠ線維)に大きく分けられています。
赤筋(遅筋)と白筋(速筋)の間だから、ピンク筋なのだそうです。
持久力に優れ脂肪を消費しやすい「赤筋」と、瞬発力に優れ、糖を消費しやすい「白筋」で日常生活をしているだけですと、赤と白の筋肉は1:1となり、ピンク筋はほとんど含まれません。
赤と白のいいところを兼ね備えたピンク筋は、トレーニングでしか増やすことができないようです。
ピンク筋は睡眠中も脂肪燃焼効果が期待できるといわれています。3種類の筋肉の割合は、人によって様々で、生まれつきその割合は決まっているということです。
ダイエットでピンク筋を増やす筋トレとは?
「ピンク筋」を増やす「相撲スクワット」と「まき割りスクワット」のやり方が紹介されました。
筋肉は下半身に6~7割ついています。下半身の筋トレが大切です。
「相撲スクワット」
1.足を肩幅より広めに開いて立つ。
2.4秒かけて腰を沈める
3.ゆっくり片足ずつあげ、四股をふむ
4.2回腰をゆっくり沈める
***ポイント***
ひざとつま先が、同じ方向を向くようにする
違う方向になるとひざを痛める原因になります
*****************
1日 10回を3セット行います。
(朝・昼・晩 に分けてやるなど、間をあけて実施します。
「まき割りスクワット」
1.肩幅に足を開き、前方で手を組む
2.ゆっくり4秒かけて腰を沈める
3.腰を沈ませたまま、まき割をするように
腕をゆっくり5回ふる
4.3秒かけて腰をあげ、元の態勢に戻る
***ポイント***
・腕を地面と水平にする
・おしりを後ろに突き出すイメージ
ひざがつま先より前に出ないように
・腕は90度しっかり上げる
*****************
1日 10回を3セット行います。
(朝・昼・晩 に分けてやるなど、間をあけて実施します。
筋トレでダイエット効果はあるの?
ピンク筋ダイエットで絶対やってはいけないことは、スクワットを含め筋トレは毎日行ってはいけません。
筋肉は破壊と回復を繰り返して増えていきます。筋トレは筋肉の破壊なので、毎日同じ部分をトレーニングしてしまうと破壊ばかりで筋肉の回復が行われず、効果が得られません。
筋肉の回復は48~72時間必要と言われていますので、週3回ピンク筋ダイエット、4日休んで3日行うのがベストです!
また、息を止めてのトレーニングは血圧上昇などの危険があるので、数を数えながら行いましょう。
最新記事 >>> お風呂の入り方を見直して冬の安全かつ効果的な入浴方法とは?
さいごに
久野 譜也 先生(筑波大学 大学院人間総合科学研究科 教授)ご指導によるピンク筋ダイエットをおさらい致しました。
ひざを痛めないように、息を止めず数を数えながら4日休んで3日行うピンク筋ダイエットをやりましょう。
人気記事 >>>花粉症の改善におすすめ!れにんぼうスープとレンコンポタージュ